2012年1月30日月曜日

毛糸が出来るまで・・・糸つむぎ その1

日曜日、糸つむぎにとっても詳しい知人の家に遊びにいきました。
繭や羊毛から糸を紡ぎ、それを機織りしてたくさん素敵な生地を作ってるんです。
とことんまで手作業でやるので、出来上がる糸や生地もどれも風合いがとてもいいんですよ。
今回は、2種類の毛糸作りを体験させてもらいました。

まずは、洗っただけの羊毛は繊維の方向もバラバラなので、それを同じ向きに整えます。
↑犬のグルーミングブラシの特大版のような二つのブラシをすり合わせることで、繊維の向きが同じになります。

それをブラシからはがしてくるくるとまとめます。
↓洗った羊毛をつむぎやすいよう整えたもの。(フリースと言われるそう)




これを少しずつ上手につまみ出してよりをかけていくと毛糸になります。
原始的なスピンドルという道具を使います。
糸つむぎの歴史は長く、紀元前からこれに似た道具で紡がれていたそう、
道具自体も小さいので、今でもアンデスの少女たちが持ち歩いて空いている時間に紡いだりするそうです。
駒のような回転をつけて、スピンドル自体の重さで手元から出す羊毛に「より」をかけていきます。

作りたい糸の太さに応じて重さを調整するそうです。
左から右へ、だんだん細い糸ができるスピンドル。軽いほど細い糸が紡げます。

とても面白くて夢中になりました。
何となくコツをつかんで糸を切らずに長く紡げましたヨ☆

明日は糸車編です♪

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