これはニュージーランド製の糸車です。
とてもフォルムがかわいくて眺めているだけでうれしくなります。
まずは作業を見せてもらいます。
右足はペダルを踏みながら、左手はフリースから糸を均一に引っ張りだし、右手は糸を挟んでよりのかけ具合を調整しつつ糸巻きの中に入れていきます。
と一言で言うと簡単そうですが、
ムズカシ・・・・イ・・・
よりがかかりすぎてしまって切れたり、太くなったり。
1時間程度ではさっぱり作業はのみ込めませんでした。
↑糸巻きの拡大。
ふっくらと羊毛に空気を含ませて適度によりをかけていくのが、毛糸があたたかい理由だそう。
私の紡いだ糸は、空気が入ってないのでまるで木綿のよう。。。
あたたかい編み物にはならないそうです。。。
昔の人が編んだセーターなんかを何度もほどいて毛糸を大事に使う理由が分った気がしました。なんだか幸せな気分でした。