2012年1月31日火曜日

糸つむぎ その2

これはニュージーランド製の糸車です。
とてもフォルムがかわいくて眺めているだけでうれしくなります。
まずは作業を見せてもらいます。
右足はペダルを踏みながら、左手はフリースから糸を均一に引っ張りだし、右手は糸を挟んでよりのかけ具合を調整しつつ糸巻きの中に入れていきます。
と一言で言うと簡単そうですが、

ムズカシ・・・・イ・・・


よりがかかりすぎてしまって切れたり、太くなったり。
1時間程度ではさっぱり作業はのみ込めませんでした。



↑糸巻きの拡大。
ふっくらと羊毛に空気を含ませて適度によりをかけていくのが、毛糸があたたかい理由だそう。
私の紡いだ糸は、空気が入ってないのでまるで木綿のよう。。。
あたたかい編み物にはならないそうです。。。

昔の人が編んだセーターなんかを何度もほどいて毛糸を大事に使う理由が分った気がしました。なんだか幸せな気分でした。



2012年1月30日月曜日

毛糸が出来るまで・・・糸つむぎ その1

日曜日、糸つむぎにとっても詳しい知人の家に遊びにいきました。
繭や羊毛から糸を紡ぎ、それを機織りしてたくさん素敵な生地を作ってるんです。
とことんまで手作業でやるので、出来上がる糸や生地もどれも風合いがとてもいいんですよ。
今回は、2種類の毛糸作りを体験させてもらいました。

まずは、洗っただけの羊毛は繊維の方向もバラバラなので、それを同じ向きに整えます。
↑犬のグルーミングブラシの特大版のような二つのブラシをすり合わせることで、繊維の向きが同じになります。

それをブラシからはがしてくるくるとまとめます。
↓洗った羊毛をつむぎやすいよう整えたもの。(フリースと言われるそう)




これを少しずつ上手につまみ出してよりをかけていくと毛糸になります。
原始的なスピンドルという道具を使います。
糸つむぎの歴史は長く、紀元前からこれに似た道具で紡がれていたそう、
道具自体も小さいので、今でもアンデスの少女たちが持ち歩いて空いている時間に紡いだりするそうです。
駒のような回転をつけて、スピンドル自体の重さで手元から出す羊毛に「より」をかけていきます。

作りたい糸の太さに応じて重さを調整するそうです。
左から右へ、だんだん細い糸ができるスピンドル。軽いほど細い糸が紡げます。

とても面白くて夢中になりました。
何となくコツをつかんで糸を切らずに長く紡げましたヨ☆

明日は糸車編です♪

2012年1月28日土曜日

編み物教室 1回目♪

1月21日、たまりバールにて男性だけの編み物教室を開催しました。
こんなことが出来たらいいな・・・と思っていたことが実際にできてとても嬉しかったです。
私も教えるのは初めての経験で勉強にもなりましたし、それまでの準備もとても楽しかったです☆
寒いなか、来てくださったみなさんどうもありがとうございました。
そして、長い時間おつかれさまでした。
初めての編み物はいかがだったでしょうか??

今回は、かぎ針編みの基本となる
*鎖編み
*細編み
*長編み
を使って、エコたわしに挑みました。

普段使っていない左手の動きに苦戦しながらも、だんだんと手つきも自然に。
みなさんの手の中で出来ていく編み目も三種三様で、あたたかみがありました^^。


エコたわし完成には時間が足りず持ち帰って仕上げてもらうことになりましたが、
皆さんの初作品の仕上がりを見るのが、とーっても楽しみです。
ぜひ、鍋が洗えるくらいのサイズまでがんばってください!



最後に、皆さんとパシャリ。